四季の記録に生きる記憶

毎年咲く桜。その年の桜は、いつだって特別で。なぜそこに足を運んだか、誰と運んだか…大切な思い出がいっぱい詰まっている。当たり前だけれど、もう二度と戻らない春。その桜を見上げ、吹く風に感じていたもの。その時の心の景色。桜を見送り、続く季節を生きて、また新しい春を迎えていく。四季の記録は大切な忘れ形見になる。